訪問介護事業所開業Q&A
訪問介護事業所の開業にあたって多く寄せられるご質問をまとめました。
訪問介護サービスはどういったものですか?
訪問介護サービスとは、介護が必要な人の住む居宅や施設にホームヘルパーを派遣し
て、身の回りのお世話をすることにより自立した日常生活を送れるよう支援するサービ
スです。
訪問介護事業所を開業するためにはどうすればいいの?
訪問介護事業所の開業にあたっては、都道府県知事又は市町村の長からの指定を受け
る必要があります。
指定を受けるためには事業の種類により人的面、設備面、運営面での基準があり、これ
らを満たしていないと指定を受けることができません。
また、指定を受けるためには法人事業者でなくてはなりません。
>> 介護事業の法人に関する注意点についてはこちらをご覧ください。
訪問介護事業所を開業にはどのくらいの資金が必要となるのですか?
介護事業の売上は、利用者負担の1割分はサービス提供月の翌月に徴収できますが、
保険負担分の9割分はサービス提供つきの翌々月に入金されます。
よって、開業から2ヶ月は売上がほとんどない状態で運営をしなければなりません。
その間も人件費や家賃を負担しなければならないことを考えると、開業資金に加えて最
低でも2ヶ月分の運転資金が必要となります。
訪問介護事業の場合、開業資金はそれほど掛かりませんが、それでも2ヶ月分の運転資金
と合わせると200万円~300万円程度の資金は必要となります。
しかし、2ヶ月で利用者を十分獲得することはなかなか難しいことを考えると、6ヶ月分
程度の運転資金を用意しておくことが望ましいです。
>> 訪問介護の事業概要と収支分析についてはこちらをご覧ください。
訪問介護事業所の開業に必要な人員基準とはどのようなものですか?
訪問介護事業書の開業に必要な人員は、管理者、サービス提供責任者、訪問介護員等
となっています。
これらの人員の各々必要な人数を配置している必要があります。
>> 訪問介護事業所開業のための人員基準についてはこちらをご覧ください。
訪問介護事業所の開業に必要な設備基準とはどのようなものですか?
訪問介護事業所の開業に必要な設備は、事務室、相談室、手指洗浄施設となっていま
す。
各部屋の広さについては具体的に決まってるわけではありませんが、所定の人員が十分
に執務でき、所定の設備が設置できる程度の広さが必要となります。
>> 訪問介護事業に必要な設備及び営業所についてはこちらをご覧ください。
訪問介護事業の運営の基準には主にどのようなものがありますか?
訪問介護事業の運営の設備には、主に次のようなものがあります。
① サービス提供内容の説明・同意
② サービス提供拒否の禁止
③ サービス提供の記録
④ 訪問介護計画の作成
⑤ 緊急時の対応
⑥ 運営規程の整備
⑦ 衛生管理
⑧ 秘密保持
⑨ 苦情・事故発生時の対応等
⑩ 会計の区分
>> 訪問介護事業の運営の基準についてはこちらをご覧ください。




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